父と暮せば
第191回 会津子ども劇場 高学年例会
(小学3年生以上対象)
公益財団法人会津若松文化振興財団共同事業
「 父 と 暮 せ ば 」人形劇団むすび座
1948年・夏 広島...
娘の恋心を応援する「生きている死者」である父との、ユーモラスで切ない四日間の物語。
「父と暮せば」は、
劇作家 井上ひさしさん原作の戯曲を「人形劇団 むすび座」が人形劇として作った喜劇です。
4人の演者が二手にわかれ、娘と父の人形を遣い、語り手となって、広島原爆のその後を「笑いと切なさ」を交えたドラマとして描いています。
人形劇がお好きな方はもちろん、今まで人形劇と出会ったことのない方もお楽しみいただけると思います。 どうぞご覧下さい。
2016年7月13日(水)文化センター
18時30分開演 (18時 開場・受付)
一般チケット発売中 一人 2,000円
チケットは、
会津風雅堂 および 会津子ども劇場で販売しております。
託児もありますので、ご利用ください。
託児 一人 200円
申込み締切りは7/8(金)まで
問合せ・会津子ども劇場でのチケット購入、託児の申込みは、
会津子ども劇場 事務局まで。
0242-27-0588
「父と暮せば」のプチ情報と楽しみ方
「父と暮せば」は1994年に劇作家 井上ひさしさん自身の劇団、「こまつ座」で初演された喜劇です。
2004年には宮沢りえさん、原田芳雄さんにより、日常の延長に、被爆者の思いを優しく、そして真摯に描いた映画が上映されました。
戦後70年の節目にあたる2015年には、嵐の二宮和也さんと吉永小百合さんによる「母と暮せば」が長崎を舞台に、母と息子の物語として上映されました。
監督である山田洋次さんは、井上ひさしさんの意思を次いで「父と暮せば」と対になる作品を映画化し、「生きているみんなが幸せになってほしい 」という願いが坂本龍一さんのゆったりと流れゆく音楽にのせて描かれています。
最近の映画なので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
人形劇「父と暮せば」は、スクリーンやビデオDVD とはちがう臨場感をお楽しみいただけると思います。
映画をご覧になられたことのない方、人形劇を見てからでも遅くはありません。人形劇と映画を見比べるのも一興です。
劇中のセットや小道具も必見です。
セットや小さな道具達が、時には激しく、時には面白おかしく、そしてしっとりと物語りをすすめてゆきます。
思わず、セットを作ってみたいな~ 。どうなっているんだろう、、、なんて、つぶやいてしまうかもしれませんよ。
長々となりましたが、、、
人形劇「父と暮せば」は父と娘の二人だけですが、いろいろな人達のたくさんの思いが込められているのではないでしょうか?
受け止め方は人それぞれ、十人十色だと思います。
その一人として皆さまが、お楽しみいただけると幸いです。